About RAD Power AMP



 アールエーディーの広帯域パワーアンプは、「コンパクトでありながら高信頼性で高出力」のコンセプトの基、高周波試験を行う研究者やEMCユーザーの為に開発された新しいタイプの電力増幅器群で、設計から製造まで一貫して自社で行っています。
 
 アールエーディーのテクノロジーは、従来型の増幅器を一から見直し、過酷な条件で稼働される増幅器に求められる信頼性・性能・安定性はもとより、安全性・耐久性を兼ね備えたモデルを提案致します。
 
 全ての製品で半導体素子によるオールソリッドステート(All Solid State)方式を採用しており、真空管(Travelling Wave Tube)に比べ、メンテナンスフリーで長期の安定使用が可能です。また完全A級動作による極めてリニアリティの良いパワーアンプで、高周波・広帯域・低歪み且つ高安定で、如何なる負荷状態でも高い耐久性を持つパワーアンプとなっています。
 
 増幅器全ての冷却方式が空冷となっており、前面吸気・背面排気による直線的な空冷設計による高効率な冷却が可能で、コンパクトな設計ながら高信頼性でフルパワーでの安定した完全連続運転が可能となっています。
 
 
 周波数(FREQ):10kHz~6GHz、出力電力(POWER):10W~10kWまでの増幅器を標準でラインナップしており、CW/AM/FM/パルス等の如何なる信号も増幅が可能です。また標準の切換器(RF Selector)により、多数の増幅器の統合制御が可能となり、増幅器単体での広帯域特性に加え、更なる広帯域の電力増幅器システムとなり、EMS試験をはじめとする各種評価試験、プラズマ・加速器・通信・放送設備等のISMバンド(Industry・産業/Science・科学/Medical・医療)等様々なアプリケーションでの用途に対応する事が出来ます。
 
 完全自社設計製造の為カスタム対応も可能で、ご希望の周波数・出力電力や多チャンネルアンプ等、お客様の御要望の仕様に応じたパワーアンプも、標準品と同等価格にて柔軟に対応する事が可能です。また、ご使用帯域が標準品より狭い場合等、ご要望仕様によっては標準品より低価格にて対応する事も可能です。
 






 
 

 10kHz~6GHz/10W~10kWまでのユニット型増幅器を標準ラインナップ
全てのモデルにTFTディスプレイを標準装備し、内部温度等ステータス確認が可能
 2~6-RF selectorによる増幅器統合制御で、マルチオクターブのシステム構築が容易
 省電力で高出力、低消費電力・低重量によるコンパクト設計
一貫して自社開発設計製造の為、万が一の故障時にも短期復旧が可能
余裕のある設計により不安定な出力負荷状態でも安定した出力
EIA19inchユニット型の共通設計により、19inchシステムラックへの収納が容易
部分パーツの取り外しによる、ラックマウント型・ベンチトップ型どちらにも対応可能
完全自社開発製造の為、御希望の仕様に応じた柔軟なカスタム対応が可能
ご要望のカスタム仕様によっては、標準品より低価格での提案が可能







標準品パワーアンプ
※写真クリックで拡大します(計23枚)



 

カスタム品パワーアンプ
※写真クリックで拡大します(計6枚)